5.12 旧帝一工/東大京大の理系学部受験者の共通テストの社会科目選択

更新日 2021年5月1日


東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大、東工大の理系学部の受験者が選択したセンター社会科目と平均点

国公立大学の理系学部を受験する場合、二次では使わないですが、共通テストでは社会が必要になる場合が多いです。

そこで東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大、東工大の理系学部の受験者が選択したセンター社会科目と平均点をまとめました。

年による差もあると思いますし、センター試験と共通テストの違いもあると思うのであくまでご参考までにごらんください。



地理を選択した人が49%と最も多く、平均点も82.2点と高めでした。

よく言われている通り、地理は日本史や世界史に比べると覚えることが少ないです。

また文系のガチ勢が地理より日本史や世界史を選択する人が多いため、比較的点が取りやすいと予想されます(共通テストは平均点が一定になるよう調整されるので、ガチ勢が少ない方が簡単な問題になりやすい)

端的にいうと、地理はコスパが高めな科目だと思います。


倫理や政治経済を選択した人は4%とかなり少なかったです。



さらに、選択した社会科目ごとの得点分布を見てみます。


日本史、地理選択者は80~90点の人が多い一方で、世界史選択者は90点以上を取った人と、60点未満だった人と点数が割れています。

世界史はちゃんと時間を取って勉強したら高得点が期待出来ますが、中途半端にこなすと低得点になるリスクがありそうです。


もちろん、こうした情報は一定の参考にはなりますが、高校受験での得意/不得意や、好き嫌い、興味の有無から判断するべきだと思います。