3.1 問題集ランキングの利用にあたって
更新日 2020年10月26日
早稲田/慶應の受験者582人が使った問題集ランキング
ここでは早慶を受験した582人(内、合格者213人)が使った問題集をランキングにしました。
これから問題集を選ぶ人は「とりあえず最初に検討してみる問題集のリスト」として活用して下さい。
<英単語/英熟語の例>
問題集ランキングの注意点と活用方法
注意してほしいのは、万能の問題集なんてものはなく、原則は現在の学習状況や自分の好みに応じて問題集を決めるべき、ということです。
いきなりハイレベルな問題集に手を出すのは逆効果ですし、本来は自分の弱点を埋められる問題集を選ぶべきです。
とはいえ、膨大な中から問題集を探すのは大変な作業ですし、誰もが自分に合うベストの問題集を見極められるわけではありません。
そこで、ここで紹介するのは、悩んだときに『とりあえず検討する問題集のリスト』と捉えてください。
合格者は『問題集を見る目』があったとすると、合格者の多くが使っていた問題集は、少なくとも見当違いな問題集ではありません。
その問題集を使うことで「問題集選択でハンデを負ってはいない」「あとはやりきれるかどうかだ」と、迷いを捨てて勉強に集中してほしいです。
実際、合格した人と不合格だった人の使った問題集を比べるとあまり大きな差はありません。
これはつまり、それなりに適切な問題集を選んでいれば、合否を分けるのは「問題集の選択」ではなく、「その1冊をどうこなしたか」であるということです。
⇒<8.1 最重要の勉強法!同じ問題集を繰り返す>
(参考)アンケートの実施方法、集計方法
以下は、どんな回答者にどうやってアンケートを取ったかが、気になる人だけ見てください。
気にならない人は飛ばしてください。
<アンケートの実施方法について>
- インターネットによるアンケート調査で全国の899人から回答を取得。
- アンケート実施時期は2020年5月22~26日。
- なお、勉強方法について別途101人にアンケートを取っています。
<アンケートの回答者について>
- 年齢は18歳114人、19歳264人、20歳380人、21歳141人。
- 性別は女性545人、男性354人。
- 第一志望は関関同立110人、上智MARCH141人、早稲田/慶応134人、北大/東北大/名大/阪大/九大/一橋/東工大/国際教養218人、東大/京大128人、その他168人。
- 高校は国立75人、公立493人、私立310人、海外9人、回答拒否9人、高校に通っていないが3人。
- 出身高校の都道府県は、北海道25人、青森県7人、岩手県5人、宮城県21人、秋田県6人、山形県7人、福島県9人、茨城県14人、栃木県8人、群馬県12人、埼玉県48人、千葉県46人、東京都145人、神奈川県74人、新潟県10人、富山県11人、石川県10人、福井県2人、山梨県3人、長野県8人、岐阜県14人、静岡県20人、愛知県49人、三重県15人、滋賀県12人、京都府31人、大阪府83人、兵庫県55人、奈良県18人、和歌山県4人、鳥取県4人、島根県3人、岡山県7人、広島県21人、山口県5人、徳島県2人、香川県6人、愛媛県6人、高知県2人、福岡県28人、佐賀県1人、長崎県6人、熊本県1人、大分県3人、宮崎県3人、鹿児島県6人、沖縄県3人、国外9人、答えたくないが11人。
- 指定した大学の受験者だけにアンケートを実施しました。事前アンケートをもとに合格した人を優先して回答してもらっていますので、実際の合格率よりも合格者の割合が高くなっています。
<集計方法について>
- 該当大学受験者(併願者を含めますので第一志望とは限りません)で、二次試験で該当教科を使った人を集計しています。
- 2校以上、2学部以上を受験した人は、それぞれの合否に応じて重複してカウントしています。
- 浪人を経験した人も、現役のときに使った問題集と現役のときの合否を回答してもらっています。
- 『使った問題集』の定義は「最低でも数時間を使って勉強した問題集」で、学校で指定された問題集を含みます。
- 問題集は選択肢として提示して選択形式で回答してもらっています。選択肢として提示していない問題集は「その他:自由記入」で回答頂きましたが、漏れが出ている可能性はあります。
- 回答は複数選択です。問題集の「標準」や「応用」などの区分は筆者の主観ですがご容赦下さい。
- アンケート回答者は、2017~2020年に受験した人なので、最近出た問題集の使用者は少なく出てしまいますが、その点はお許しください。
なお、全学部をまとめて集計していますが、個別大学の個別学部の問題集ランキングが必要な場合、問い合わせフォームからご連絡頂けたらできる限り対応します。