5.5 東大/京大(文系)合格者が使用した数学問題集ランキング
更新日 2020年4月18日
Ⅰ.数学問題集ランキング:東大/京大の文系受験者
東京大学、京都大学(文系)の合格者32人が使った文系数学問題集ランキングを紹介します。
回答者が少ないですが、東大/京大に合格した人がどんな問題集を使ったのか興味を持つ人も多かったので、そのまま紹介します。
まずは標準レベルの問題集です。
続いて応用レベルの問題集です。
回答者が少なかったので、他大のようにオススメの問題集をピックアップするのはやめておきます。
合格した人と不合格だった人の問題集の比較
参考までに、東京大学、京都大学の文系学部に合格した32人だけでなく、不合格だった26人が使った数学応用問題集も見てみます。
Ⅱ.数学問題集ランキング:その他の難関大合格者
主要な数学問題集について、参考までに他の大学の文系合格者の使用率も見てみます。
どの大学の合格者でも『青チャートシリーズ』の使用者が多かったです。
難関大合格者といえども、特殊な問題集ではなく、知名度の高い『青チャート』などをしっかりこなしていることが分かると思います。
また『1対1対応シリーズ』については、文系学部合格者では使用者はやや少な目でした。(次ページにありますが理系学部合格者では使用者が多かったです)
文系の数学については、『1対1対応』で体系的な解法の立て方を学ぶよりも、『青チャート』や『Focus Gold』で典型問題の解法を漏れなく身につけるという対策が有効になるからかもしれません。
ただし『青チャート』の使用者はどの大学でも高かったですが、より難関大になるほど使用者が減る傾向があります。
代わりに難関大になるほど『文系数学の良問プラチカ 数学I・A・II・B』などの総合問題集の使用者が増えていく傾向があります。
東大/京大に挑むには、典型問題の解法を漏れなく身につけるだけでなく、総合問題の解法の組み立て方が重要になるからかもしれません。