5.6 東大/京大(理系)の合格者が使用した数学問題集ランキング
更新日 2021年4月24日
Ⅰ.数学問題集ランキング:東大/京大(理系)の受験者
東京大学、京都大学(理系)の合格者33人が使った理系数学問題集ランキングを紹介します。
回答者が少ないですが、東大/京大に合格した人がどんな問題集を使ったのか興味を持つ人も多かったので、そのまま紹介します。
まずは標準レベルの問題集です。
続いて応用レベルの問題集です。
回答者が少なかったので、他大のようにオススメの問題集をピックアップするのはやめておきます。
ただ東京大学、京都大学の合格者といっても、むやみにハイレベルの問題集をこなすのではなく、よく使われている『1対1対応シリーズ』、『青チャートシリーズ』をしっかりこなしていることが分かると思います。
合格した人と不合格だった人の問題集の比較
参考までに東京大学、京都大学の理系学部に合格した33人だけでなく、不合格だった48人が使った数学応用問題集も見てみます。
Ⅱ.数学問題集ランキング:その他の難関大合格者
主要な数学問題集について、参考までに他の大学の理系合格者の使用率も見てみます。
どの大学の合格者でも『青チャートシリーズ』の使用者が多かったです。
特に関関同立、上智MARCH、早慶の合格者は使用者が多かったです。
これは、典型問題を漏れなく解けるようにすることが、二次試験の得点につながりやすいからかもしれません。
旧帝や東大/京大の合格者になると『青チャート』の使用者は減っていきます。
東大/京大の合格者に限っては『青チャートシリーズ』よりも『1対1対応シリーズ』に取り組んでいる人が多かったです。
これは難問対策として、体系的に解法のポイントを学ぶ必要があるためと思います。
総合問題集については使用者にバラつきがあり、これという1冊はありませんが、あえて言うならば『理系数学の良問プラチカ 数学I・A・II・B』の使用者がやや多かったです。
良問がコンパクトにまとめられている点が、多くの合格者に支持された理由だと思います。
それか、総合問題集を飛ばして、志望校過去問を問題集だと思って取り組むのもオススメです。
早めに過去問演習に取り組んで苦手な単元を見つけて、そこを『青チャート』『1対1対応』で埋めていく、という進め方も効果的です。
⇒<8.6 過去問は早めに『見る』>
⇒<8.8 難関大合格者は過去問から逆算する>